きりまんじゃーろでうありむ。

2018年1月〜2020年1月、青年海外協力隊でタンザニアへ。キリマンジャロ山の麓街であるモシ市で、小学校の先生として派遣されます。

タンザニアの教育制度

この机に2〜4人が腰掛けて、ぎゅうぎゅうで学ぶわけですね〜

机一つとっても日本はやっぱり恵まれています。

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さて、近々タンザニアの教育制度も変わると言われていますが、
現時点での教育制度について書いていきます!

 

タンザニア
Pre education→2年
Primary School→7年
Secondary School(Ordinary Level)→4年
Secondary School(Advance Level)→2年
という編成になっております。


小学校では4年時と7年時に
中学校(O.Level)では2年と4年時に
高等学校では(A.Level)では2年時に
(secondary school でひとくくりなので実際は6年時)
それぞれ国家試験が行われます。

 

その結果次第で留年や進学が決まります。
実はタンザニアの学生は希望の大学に進学できないのです。
試験の結果から、政府によって振り分けられてしまうのです。
(一応希望は取られるらしいが、、、)

大学の他に職業訓練校というものがあります。
日本でいうと単科大学もしくは専門学校という感じでしょうか?
小学校を卒業した時点で、その専門学校に通うことができます。


日本では大学で教職をとれば教員免許を取得することができます。(すいません。大分はしょりました。)
タンザニアでは「教員養成学校」という専門の機関を卒業すれば教師になることができます。

 

ちなみに、A.Levelを卒業せずに小学校教諭になることができます。
それ故タンザニアの中学校教師の中には小学校の先生を下に見る人もいるそうです。

 

 

協力隊みんなが揃って口にするのが


「詰め込みすぎ!!」です。
そして順番がおかしいのです。

 

たとえば、小学5年生の算数では、、、
少数の足し算と、少数の掛け算、分数を少数に直す方法を同時期に学びます。
2乗とルートを同時期に学びます。

(確かに理解してる側からすれば、楽かもしれないけど、、、)

 

日本では考えられないでしょ?
でも、これは日本基準で我々が考えているから変だと思うわけですね。
郷に入っては郷に従え。
タンザニアでは国家試験の優先順位が何よりも高いです。
国家試験の結果が良くなることが正義なのかもしれません。

 

 

タンザニアの教室にも掲示物があるんです。意外でしょ??

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では、くわへり〜(bye-bye)